お客様のお悩み

相場が急落、追加投資したいけど自分で判断できない!
-自分の運用スタイルに自信が持てなくなった-

ご利用コース 資産形成・運用コース( リピート )
【お客様のプロフィール】

60代男性/個人事業主/金融資産 1億円以上/投資経験あり

【経緯および相談内容】
  • <経緯>
  • ・過去にオンアドから受けたアドバイスを参考に自分自身の相場観と照らし資産運用を行っている。
  • ・オンアド相談時に検討していた自宅の建て替えを見送ったので、余裕資金を運用したいと考えていたところ、相場が乱高下しており運用商品の追加購入の判断がつかず、オンアドへ相談することにした。
  • ・運用資産は含み損を抱え、しばらく塩漬けにするしかないと考えている。また、最近、新たに積立を始めた投資信託の成果が芳しくないため、積立を中止している。

  • <相談内容>
  • ・運用資産を追加購入するタイミングがわからないので、アドバイスして欲しい。
  • ・現状の運用ポートフォリオの改善点を確認したい。
【今回のアドバイスポイント!】
1. 資産クラスや購入時期を分散する!
  • ● 自分自身の相場観があっても相場が乱高下するなかで、運用商品の購入を決断することは難しいです。
  • ● 相場格言「落ちてくるナイフはつかむな」にもあるとおり、急落時に安易に買いに踏み込むとさらに値下がりして損失が拡大する可能性があります。
  • ● 価格下落リスクを軽減させるため異なる資産クラスや購入時期を分散して投資することが有効です。
【図表1:ドルコスト平均法】
ドルコスト平均法のイメージ

(注)ドルコスト平均法は、将来の投資成果を保証するものではありません。また、長期にわたり価格下落局面が続くような場合には、損失を被ることがあります。

(出典)野村證券 投資情報部作成

《 ポイント! 》

  • ■ 特に相場急落の局面では狼狽売りをせず、底値を確認してから追加投資を行うなど冷静に対処していきましょう。
  • ■ ドルコスト平均法を用いれば、長期にわたり「一定金額を定期的に」商品購入することで、価格変動のリスク分散を図ることができます。
  • ■ 図表1のとおり、相場が下落した局面では通常時よりも多くの株数(口数)を購入することができ、平均購入単価も低下します。
  • ■ お客さまは短期間で成果が出なかったことを理由にと積立投資を終了しましたが、長期運用することが重要です。
  • ■ 一括購入を検討している場合でも、購入金額・回数を複数回に分けて分散投資することをおすすめします。
2. 運用ポートフォリオを見直す!
  • ● 資産運用を考える際、「できるだけ高いリターンを得たい」と誰しも考えますが、運用には価格下落リスクもあるため、適切なリスクとリターンのバランスを意識することが重要です。
  • ● ライフイベントに向けた資産運用を行うなかで、運用終了時と相場の急落が重なった場合、損失を被る可能性もあります。
【図表2:運用ポートフォリオのイメージ】

- 積立投資期間満了後 -

運用ポートフォリオのイメージ(現状配分)
運用ポートフォリオのイメージ(提案配分)

【図表3:予想リスクと期待リターンのイメージ】
予想リスクと期待リターンのイメージ

現状では、安定資産への投資が少なく、リスク過大なため、リスクを抑えつつ一定のリターンが期待できるポートフォリオへ変更。

(注)あくまでイメージであり、実際の投資成果を保証するものではありません。

《 ポイント! 》

  • ■ 相場の急落を予想することは困難です。運用成果を得るために定期的に運用ポートフォリオの見直しを行い、相場急落など不測の事態に備えることが重要です。
  • ■ 債券などの安定資産を一定割合組み込むなど、リスクを抑えつつ一定のリターンが期待できる運用ポートフォリオを検討しましょう。
  • ■ 運用資産の解約の時期が決まっていれば、一度に解約することを避け相当な期間を要して徐々に解約することで、相場急落にも対処できます。
3. 債券投資を検討する!
  • ● 運用資産の解約に備えて安定資産の組み入れを検討する場合、預金の他に円建債券に投資することも有効です。
  • ● 満期保有することで額面金額が償還され、預金を上回る利回りを得られる可能性があります。
  • ● 債券の発行体は、国や企業など様々です。信用格付、満期、利回りなどの条件を比較・検討しながら運用先を検討しましょう。
【図表4:債券の信用格付】
債券の信用格付け

(出所)S&P社、ムーディーズ社資料より野村證券投資情報部作成

《 ポイント! 》

  • ■ 信用度の低い発行体の債券は相対的に高い利回りで発行されるなど、債券の利回りは、発行体の信用度に応じて設定されています。
  • ■ 債券投資において、信用度の低い発行体は破綻するリスクが高く、破綻した場合には元本が毀損する可能性が高くなります。相対的に信用度が高く破綻するリスクが低い投資適格格付を取得した債券への投資をおすすめします。
  • ■ 債券の発行体の信用度は、格付機関(S&P社、ムーディーズ社、JCR等)の格付を参考にしてください。
【お客様の声】
  • ■ 相場が急落したことで、大きな含み損を抱え自分スタイルの資産運用に自信が持てなくなっていました。余剰資金を運用する絶好のタイミングであると思いながらも、判断がつかない時にオンアドからフォローの連絡があり、また相談しようと思いました。
  • ■ 不安を持っていた現在の運用に対するポートフォリオの見直し提案、購入のタイミングや個別銘柄まで具体的にアドバイスしていただいたので、すぐに実行に移せそうです。
  • ■ 今後もライフプランに変化があれば、また相談したいので、その際は宜しくお願いします。
【担当アドバイザー:前田 真吾】
  • ● 相場が急落した際に冷静な判断を下すことは、投資経験の有無にかかわらず難しいものです。実際に、お客様の中には不安から思わず売却に走りそうになる方もいらっしゃいます。
  • ● しかし、過去の市場動向や積立投資のメリットについてあらためてお伝えすると、多くの方が冷静さを取り戻し、投資を継続するというご判断をされています。
  • ● もし、投資を続ける中でご不安な点やお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

オンアドではお客様一人ひとりに合ったアドバイスをオーダーメイドでお作りします。
まずは、無料カウンセリングでお悩みについてご相談ください。

ご留意事項

有料相談の事例となります。
本事例に記載の内容が全てのお客様にあてはまるわけではございません。
本内容は特定の有価証券の売買または商品の推奨・勧誘等を目的としたものではありません。
また、当社の助言は、将来の投資成果を示唆または保証するものではございません。投資の最終決定はご自身の判断で行ってください。

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